|
安部 松田さんはダイビングショップのオーナーとして、たくさんのゲストに、海の素晴らしさを伝えていますね。
松田さん ショップでは、主に雲見をメインに、田子や浮島、神子元島、そして銭州や藺難波島(いなんばとう)などを潜っています。
ダイナミックな離島のポイントからマクロまで、僕らが行くポイントは魅力に溢れています。
お客様にも本当にいろいろなレベルの方がいて、それこそビギナーからベテランまで様々です。
ダイビングは競技ではないので、いろいろな人ができるのが良い点ですね。
でも、だからといって、みんながみんな同じように潜れるというわけではありません。
テクニックも精神的にも違いがあります。
そういったことからも、僕は器材に対してとても関心があるのです。
ぴったり合った器材は、ダイビングを楽しくしてくれます。
TUSAの器材は、バリエーションが多いので心強いんです。
お客様に合った器材を提供できるだけの選択肢がありますからね。
中でもフィンは、バリエーション豊かですよね。
素材には、プラスチックフィン、ゴムフィン、ウレタンフィンの3種類があり、形状もスプリットタイプまで揃っている。
スタンダードで幅広く使えるフィンもあれば、目的のはっきりした人に向くフィンもあります。
安部 テクニックレベル、シチュエーション、体力差、そしてTUSAは海外でも使われているので、
国民性によっても求められることが違うなど、様々な需要があります。
それに応えたいので、バリエーションを増やす方向になるのです。
器材メーカーとしては、バリエーションを増やすということは、けっして効率的というわけではありません。
でも、これは私たちにとっての使命だと思っています。
もちろん開発する製品は、小手先だけのバリエーションではなく、素材から形状、大きさまでを見極めて、どのレベルでも最高の物を作りたいと思っています。
だから、開発には、長い時間と手間をかけています。 |
|
ロボットを使ったテストから、流水プールでのテスト、そして、松田さんのようなアドバイザリースタッフによる社外モニターテストまで、
いくつもの段階を経て、商品化しています。
松田さん アドバイザリースタッフとしては、それこそつま先から頭のてっぺんまで、すべての器材を長期で使ってテストしていますね。
使っている間に不具合があると、それを報告して、送って調べてもらったり、意見交換会をしたり。
国産メーカーならではの、開発と現場の密なコミュニケーションが取れていると、いつも感じますよ。
安部 テストやモニターを数多く行うことは、開発に際して問題を未然に潰すことに繋がりますし、
既存の製品に関しても、通年使ってもらって意見をいただくことが、次の製品開発のデータに反映できるのです。
松田さん 僕らは、月に100本くらい潜ることもありますから、いい耐久テストになりますよね。
安部 松田さんくらいの使用環境を考えて作ると、一般のダイバーにとっては充分以上のマージンを取ることができ、安全性が高まります。
松田さん TUSAは、リクエストしたことがちゃんと反映されて、次に繋がっています。
段々と改良が加わって、どんどん良くなっていくのがわかりますよ。
安部 細かいマイナーチェンジなどもあり、同じ品番でもどんどん良くなっています。
松田さん 僕のショップではあまり人が行かない秘境のダイビングなど、ちょっととんがったダイビングをしています。
ダイビングは、誰でも始めた頃は冒険でしょうが、ベテランになるに連れて、そうではなくなっていく。
ベテランの方にも冒険心をくすぐるような遠征をやりたいんです。
それと同じように、TUSAにも飽くなき向上心、冒険心をずっと持ち続けてほしいですね。 |