本体サイズ:縦50mm×横60mm、厚さ13.8mm
重量:150g
・PCダウンロード機能:
 ログ、プロファイル、ヒストリー情報をPCに転送(別売)
 IQ-850PC(IQ-850/800兼用PC転送キット)
 ¥10,500(本体価格:¥10,000)

意外に危ないのが、エアーが長持ちして無減圧潜水時間が長く表示される水深15m〜19mあたりに停滞する反復箱型潜水。 「遅いコンパートメント」にたくさんの窒素が蓄積されてなかなか排出されず、急浮上や潜水終了後の高所移動などで減圧症を引き起こす可能性が高まります。 IQ-850は、残留窒素の状態を12のコンパートメントごとに表示することによって、「遅いコンパートメント」の状態を視覚的に分かりやすくしました。
TUSAでは、ダイブコンピュータのアルゴリズムと減圧症の予防法を結び付けて書いた「減圧症の予防法を知ろう!」というコンテンツをホームページ上に掲載。これを読めば、今なぜIQ-850が必要なのかということが分かるとともに、あなたの安全潜水に対する意識がかわるはずです。 詳しくはこちら>>
水中から水面急速時間中、潜水終了後まで、
トータルな減圧管理をするによって、
高所移動時を含む減圧症のリスクを大幅に低減!

ダイブコンピュータは減圧症を予防するために、非常に有効な器材です。しかし、最新の機種であれども万能ではありません。 減圧症の患者が増えてきたのは、むしろダイブコンピュータが普及して来てからと言われています。 それは窒素が吸排出される仕組みをよく理解しないまま、ダイブコンピュータが示す無減圧症潜水ギリギリのダイビングを繰り返す ダイバーが多くなったからだと考えられます。

IQ-850は体内窒素量を12のコンパートメントごとに分けてバーグラフ表示。どのような潜水パターンをすると、「遅いコンパートメント」に窒素を溜め込みやすいかを一目瞭然にしました。「安全な潜水だと思っていたのに、知らず知らずのうちに窒素を溜め込んでいた。」という現状を変えるのが、このIQ-850の新しい表示機能です。

潜水終了直後
(反復潜水の場合は最後の潜水)終了時点で右から4つ目までの「遅いコンパートメント」が50%を超えるような潜水は、減圧症予防の観点から窒素の取り込み過ぎで危険だと考えられます。潜水中にバーグラフを見ながら、潜水時間を短くしたり、早目に10m未満の水深に浮上してくるなどの調整が必要です。※潜水終了後10分経過するまでは、潜水終了かどうか判断しないために±表示は出てきません。

減圧症で東京医科歯科大学医学部附属病院で
治療を受けたレジャーダイバーの数 (拡大する)

※東京医科歯科大学医学部附属病院の減圧症患者だけで年間400人前後、全国で年間1000人使近い患者がいると推定されています。

潜水中(水深が深い所)
初回の潜水の初めに、仮に水深30mに停滞して減圧潜水に切り替わったとしても、減圧停止指示深度に浮上する途中で無減圧潜水に戻り、「遅いコンパートメント」窒素を溜め込む状況にはなりません。水深と潜水時間の相関関係で窒素は体内に取り込まれるからです。
潜水中(長い箱型反復潜水)
「水中写真などに夢中になって、ついつい水深15mあたりに長い箱型反復潜水」というパターンは多くのダイバーが行いがちです。実は、「中間的なコンパートメント」から許容性のない「遅いコンパートメント」まで満遍なく窒素を溜め込みやすく、減圧症を発症する可能性が高まります。
水面休息中(反復潜水開始前)
写真は1本目が終わって1時間半の水面休憩を取った状態。1本目の潜水で遅いコンパートメントにかなり窒素が蓄積しているので、2本目は潜水時間を短めにして、なるべく早く水深10m未満に上がってくるような潜水計画をイメージする必要があります。
潜水終了後に高所へ移動中(低所→高所)
標高300m以上の道路は高所移動(例:東名高速御殿場I.C.付近で454m)にあたり、警戒が必要です。TUSAでは、潜水後に高所を通過する時点で、左から5つ目までのコンパートメントがゼロになっていて、且つ最も窒素が残っているコンパートメントが33%以下になるように、潜水後の時間を空けることをおすすめします。※写真の状態では、5つ目のコンパートメントが残っていて窒素量も50%近く残っているコンパートメントがあるため、山越えは危険です。
飛行機搭乗中、高所へ移動中および順応中(低所→高所)
飛行機搭乗中や低所から高所に移動中は、周囲の気圧が下がるので、体内から窒素が排出されます。高所で潜水するときは写真のバーグラフがゼロにんる(高所に順応する)まで待たないと、特に「遅いコンパートメント」に余裕がありません。
高所移動中および順応中:高所→低所(飛行機搭乗中:着陸態勢)
体内の窒素は常に周囲の圧力に対して飽和(順応)します。高所から低所に向かって降りて行く時は、周囲の気圧が高くなるので体内に窒素が吸収されます。IQ-850では待機への順応状態を上からの逆バーグラフで表示します。※写真は潜水による残留窒素がない状態です。